こんにちは、セキザキノア(@noah_sekiyama)です
ごく普通のOLの休日温泉一人旅を発信しています。
今回は福島県いわき市にあるいわき湯本温泉「鮮の宿 柏」さんに一人泊してきました。
スパリゾートハワイアンズがあることで有名ないわき市。ハワイアンズ誕生の実話を元に制作された映画「フラガール」は私が一番好きな映画の一つです。
北関東の素敵な温泉を紹介されているTwitterのフォロワーさんの投稿をいつも見ていて、いつか行きたいなと思い続けること早数ヶ月。念願かなって訪問できた訳です。
柏さんの温泉は循環濾過加水加温なしのいわゆるパーフェクト✨
東京からも2時間ちょいというアクセスの良さでしたので、今回はいわき湯本の鮮の宿 柏さんをご紹介したいと思います。
いわき湯本温泉 鮮の宿柏に一人泊
【いわき湯本温泉 鮮の宿柏のアクセス】品川→湯本は2時間ちょい。駅からは徒歩5分程度
今回は特急「ひたち」に乗って一路福島へ。今回も石和温泉の時に引き続きえきねっとで35%オフの特急券をGETしました。
品川→湯本は大体2時間15分ほど。あれ、思ったより福島って近いなという印象です。ちなみに前回の石和から温泉に行けておらず、温泉渇望状態にあった私。久しぶりの温泉旅に心踊りすぎています。
特急電車はとても快適で、爆睡しているうちにあっという間に「湯本駅」に到着。降りた瞬間…
耳に入るハワイアンミュージック。そうだ、ここはハワイの街だ……
なかなか趣のあある商店街を抜けていきます。いわき湯本はかつて炭鉱があり栄えた街。
湯本駅から徒歩5分ほどで着いたのが本日の宿「鮮の宿 柏」さんです。場所としては有名な共同浴場の「さはこの湯」の近く。
近くにローソンがあります。
今回私は電車で来たので使いませんでしたが、宿の目の前には広めの駐車場がありました。
とても清潔感のある玄関。明るくてハキハキとした旦那さんが出迎えてくださいました。
【いわき湯本温泉 鮮の宿柏お部屋】びっくりするほど清潔で過ごしやすい。しかし窓が小さく眺望がない…
今回宿泊したのは3階の302号室。ドアを開けるとすぐに洗面台があります。
和室の8畳お部屋。ん、なんか暗いな……と思って障子を開けてみると…
小さい窓があるだけ。なんと眺望なしでした😭これは私が悪いのですが、柏さんのお部屋のほとんどはこのように窓がほぼないタイプらしく。じゃらんなどの口コミにも書かれていたのですが完全に見落としていました。
(というか住宅街の中の立地なので仕方ない)
眺望なしが残念なものの、びっくりすくるらいお部屋は清潔です。なぜかテレビがめちゃくちゃ大きい。
お茶はティーパックタイプか〜。お宿も生き残りのためには効率化をしていかないといけないのは重々承知していますが、でもこれは少し残念。激安宿とかだったら何とも思わないんだけど…
冷蔵庫もありますので、近くのローソンで買ってきた物なんかを冷やせそうです。
バスタオル、フェイスタオル、浴衣に歯ブラシセットとごく一般的な感じ。
玄関近くの洗面台に戻ります。このドライヤーの風量は「良」でした(毛量多い族より)。
トイレの横にはなんとお風呂もありますが、温泉旅館なのであまり利用する人はいなさそうですね。
窓とお茶だけ残念ではありましたがお部屋全体としてすごく清潔感があって快適に過ごせそうです
《布団チェック》
お布団は例によってチェックイン時からチェックアウト時まで敷きっぱなし!ゴロゴロできて最高!
《Wi-Fiチェック》
Wi-Fiは全館で使用可能です。たま〜に遅くなることがありましたが基本的には快適に使えましたよ。
【いわき湯本温泉 鮮の宿柏の温泉】お湯に自信あり!いわき湯本の熱めの温泉を循環濾過加温加水一切なしで夜通し楽しめる
温泉は1階のフロントと食事会場の間にあります。チェックインからチェックアウトまで夜通し入浴可能💮
- ほんの〜り硫黄の香りのする温泉。湯の花ふわり
- 循環濾過加温加水一切なし!
- 夜通し入浴可能
脱衣所もびっくりするほど清潔感があります。
クレンジングオイル、洗顔フォーム、乳液+化粧水のクリームがあるのがとても助かります✨温泉に入った後って汗をかくのでスキンケアしっかりやっていられないんですよね。ですのでこういうオールインワン系のスキンケアが置かれているとありがたい。
見よ!この自信に満ち溢れた「100%源泉放流式」の文字を!!こういう宿独自の掲示があると、お湯にこだわっている宿なんだなあって思いますよね💓
「加水なし」「加温なし」「循環・濾過なし」この文字が見たかったキャー(⁎˃ ꇴ ˂⁎)ッ
ではいざお風呂へ
扉を開けると浴槽がどーーーーん!そして鼻をくすぐる微かなたまご臭💓
シャワーは合計で4つあります(写真に写っていないのが1つ)。柏さんは14室の宿なのでシャワーが混み合うことはなさそうかな?
シャンプー、コンディショナー、ボディソープが備え付けてあります。
しっかりと髪と体を洗い、かけ湯をします。いわき湯本のお湯は熱いと聞くから、息を止めて覚悟してかけ湯しましたが思いの外熱くない!多分体感44〜5度くらい。熱さは時間にもよるのかな?
熱いお湯は上にたまるので、かき混ぜるようにかき混ぜ棒(名称不明)も一応用意されていますが出番はありませんでした。
いざ!入浴!
少しとろみのある熱めの温泉。先述の通り、お湯は44〜5度くらいで問題なく肩まで浸かれます。
うーーーーーーん、気持ちいいいいいいいいい!!!!!しばらく温泉に入れていなかったからこれは格別。
泉質は、含硫黄ーナトリウムー塩化物・硫酸塩温泉。少し濁っているのが写真から伝わりますでしょうか?源泉かけ流しで加水も一切ないからこその濁り✨
いわき湯本は湯量は豊富ですが如何せん湯温が高いので、加水する宿もあるかもしれませんが、脱衣所の掲示にもあった通り加水すると温泉成分が一気に薄まってしまうんですよね💦
ほんのり香る硫黄のにおいと、柔らかな肌触りのお湯…ああこれは極上だ…
わかりづらいですが湯の花もあります。
柔らかな浴感ながらも海が近いため塩化物泉でもあるため、どっしりと疲れるお湯でした!最高!
【いわき湯本温泉 鮮の宿柏のお食事】ザ・旅館のお食事。サクッと二度揚げしたカサゴは頭も骨もバリバリ食べられる
夕食
夕食はチェックインの際に18時か18時半と言われていたので18時でお願いしました。案の定16時半くらいにはお腹ペコペコになってしまいました笑
食事は夕食、朝食共に1階に併設されているお食事処「辛花(しんか)」でいただきます。
どうやら割烹のお店らしく、木の造りが素敵な店内。こちらも清潔感がすごい✨
テーブルとテーブルの間は低めの壁で仕切られているの半個室のような感じでお食事がいただけます。
福島は9年連続で日本酒ナンバー1になったとかで、日本酒推しの模様。しかしここ数日の仕事が鬼モード👹だったからなのか、何だか疲れてしまってお酒を飲む気にはなれず…残念。
お食事は席に出すと(ほぼ)一気出しのような感じで持ってきてくださいました。
まずは前菜から。爽やかな酸味のもずくに、カニのゼリー寄せ、小さめローストビーフと食欲を掻き立てるメニューです。
酢の物大好き人間としてはもずく酢がとっても嬉しい!
そして目を引くのはお刺身です!ホタテ、えび、カツオ、サーモンと続き、左端に遠慮がちに盛り付けられたキラキラ光るのは……
生シラスーーーー!!!これは新鮮じゃなきゃ食べれないやつです、めちゃくちゃ美味しい!
熱々の茶碗蒸しは海老が入っている豪華バージョン。お出汁がいい味出しています。
こちらは途中で持ってきてくださったカサゴ。二度揚げしてあるので骨も頭も全部食べれます。抹茶塩と共に。
サクッと揚がっているのに身はふんわりで美味しい💕バリバリと音を立てながら食べちゃいました笑
お鍋はお野菜と(多分)海老のお団子。こちらもお出汁がいい味出しています。
赤魚の焼き物。身がしっかりしていてムチムチした食感。旨みが強くて美味しかったです。
ちなみに赤魚とお漬物は途中で持ってきてくださったご飯とワカメたっぷりのお吸い物と共にいただきました。
食後にはアイスクリームをいただいてさっぱり💕
朝食
朝食は7時半か8時でしたので8時にお願いしました。
夕食もでしたがお茶やコーヒーなどは自分でドリンクバーから取ってくるスタイルです。朝食時はご飯もセルフでした。
昨日と同じテーブルに案内されると、すぐにお味噌汁を持ってきてくださいました。
ザ・旅館の朝食という感じのラインナップ。
しかし特筆すべきは…イカそうめん。朝からお刺身がいただけるのは贅沢ですねえ。金平牛蒡もたっぷりと。
サラダがあるのも嬉しい。シャケは写真だと伝わりにくいですが、身が厚く皮がパリッと焼けていて美味しかったです。
納豆と温泉卵という旅館の朝食の不動のツートップ。
よく見ると卵には「あぶくま鶏卵」のシールが。しっかりした温泉卵で黄身が濃厚で美味しかったです。
デザートはオレンジ。私は毎日フルーツを食べるので旅館でもフルーツがいただけるのは嬉しい。
最近は家での朝食はオートミールかプロテインくらいしか摂っていなかった私。久しぶりの旅館での朝食にお腹いっぱいになりました!
ごちそうさまでしたーー!
【いわき湯本温泉 鮮の宿柏の宿泊代金(一人泊)】二食付き一人泊12650円でした
一泊二食付きで12650円(+入湯税150円)
ここからじゃらんのブロンズ会員以上の2500円OFFのクーポンを使用しましたので、実際にお支払いしたのは10150円でした。
じゃらんはブロンズ会員以上になると割引率の高いクーポンが貰えるので大好きです。
【お気に入り度】★★★☆☆ 清潔で快適に過ごせる宿。一人旅が初めての人にもおすすめ。とにかくお湯が素晴らしい
清潔感がとても印象的な宿でした。建物自体の年季は否めないもののお部屋、お風呂、食事会場…どこをとっても本当に清潔でピカピカ。10部屋程度の旅館は個人経営のことも多く清潔さにはバラつきがありますが、柏さんはとても綺麗だったので清潔感を重視する女性の一人旅にもおすすめできます。
そして個人的にいわき湯本の温泉との相性が抜群でお肌艶々のサラサラになりました。やや熱めの薄濁りの硫黄泉の優しさよ…。それを循環濾過加水加温一切なしで楽しめるのは素晴らしいことです。単純泉も好きですが、硫黄泉のあの香りをかぐと「ああ、温泉にきたな…」って感じがしますよね。
個人的に残念だったのはお部屋からの眺望がなかったことと、あとはお部屋と食事会場のお茶事情。旅館さんも生き残りのためにできるだけロスのないよう、人件費のかからないように工夫されてのことだとは思うのですが、やはり少し物足りなさを感じました。これが一泊8000円くらいの宿なら全然納得なのですが、柏さんは高いプランだと一人25000円を超えるものもあるのでそれで予約してたらちょっと消化不良かな…(私は今回は安いプランでしたが)
なにはともあれ温泉が大変素晴らしく、かつお部屋も綺麗で大変快適に過ごせました。従業員の方ともいい意味で接触回数が少なく、自由に過ごせたのがよかったです。いわき湯本、東京からのアクセスも良くとても気に入ったのでまた訪問したいと思います。
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