セキザキノア(@noah_sekiyama)です
掛け流しにこだわり、温泉宿を女性目線でご紹介しています。
今回は鹿児島県姶良市にある「フォンタナの丘かもう」さんに一人泊してきました。
- 全室源泉掛け流しのひのき風呂付き
- 木の温もりが感じられる清潔でモダンなお部屋
- とにかく滞在のクオリティが全て高い!
新しく綺麗な宿なのですが全室に掛け流しの部屋風呂がついており、農産物直売所も併設されていたりとかなり滞在のクオリティが高い宿です。
西川の掛け布団、マットレスはシモンズと寝具にもこだわっていてぐっすり眠れました!
そんな「フォンタナの丘かもう」さんをご紹介します
フォンタナの丘かもうに一人泊
【フォンタナの丘かもうのアクセス】鹿児島空港から車で30分、バスでも1時間とアクセス◎
- 〒899-5307 鹿児島県姶良市蒲生町久末434−1
- 鹿児島空港から車で30分、バスで1時間程度
- 鹿児島駅からだと車40分、バスで1時間半程度
今回もまず空路で鹿児島空港へ向かい、レンタカーをお借りします。
鹿児島空港からフォンタナの丘かもうさんのある姶良市蒲生までは車で大体30分。バスもあるにはあるのですが本数が少なく利用した飛行機との接続が悪かったので今回はレンタカーをチョイスしました。
蒲生には推定樹齢1600年をこす「蒲生の大楠」があったり武家屋敷通りがあったりとちょっとした観光には事欠かないエリアでした。
武家屋敷通りの近くには古民家を利用したカフェやレストランがあり、落ち着いた素敵な雰囲気の中食事をいただけます。私は「蒲生茶廊 zenzai(ぜんざい)」と言うお店で自家製のわらび餅とアイスコーヒーをいただきました。
ちなみに大楠と武家屋敷通りは隣接しており徒歩圏内なのでまとめて観光できます。今日のお宿フォンタナの丘かもうさんへはこのエリアから車で5分ほどなのであっという間に到着。
産直の販売所と大浴場は日帰り入浴も受け付けているためとんでもなく広い駐車場。駐車が苦手な私歓喜。
入り口を入ると正面には宿泊と日帰り入浴の受付、右手には農産物の販売所があります。スーツ姿の感じの良い女性の方にチェックイン手続きと館内案内をしていただき、いざ宿泊棟へ。
【フォンタナの丘かもうのお部屋】快適性MAXな木の温もり溢れるお部屋。ベッドが良すぎて超快眠
宿泊者しか入れない宿泊棟は受付のある本館とは渡り廊下で繋がっています。全18室がズラーーーっと一列に並んでいる様は中々に圧倒されました。
今回宿泊するのは4番のお部屋。
今回は洋室をチョイスしました。室内は鹿児島県産の檜と杉がふんだんに使われたお部屋でかなり落ち着く雰囲気です。それにしても、広い。
お部屋を反対から撮ったもの。玄関横にお手洗いがあります。ツインルームですが一人で宿泊したのでベッドは1つのみ用意されていました。
マットレスはシモンズ、かけ布団は西川のものと言うことで中々のこだわりを感じます。実際この日はびっくりするほどよく眠れました。
館内着がセパレートタイプなのも嬉しい。ちなみに大浴場や食事会場にはこの館内着で行って大丈夫です。
枕元にコンセントがあるのも寝ながら充電する&スマホでアラームをかける私にはありがたいポイント。
壁と一体型のテーブルがあるのも旅先でブログを書く身としてはとても助かりました。
テーブルの上にはポットと名前入りのウェルカムメッセージ、テレビ、館内案内、Wi-Fiの案内など。ポットは古いタイプですが保温もできる模様。
冷蔵庫の中にはかごんまデザインの財宝温泉水が!財宝ってちょっとお高いから宿にあるとちょっと嬉しい。ブログを書いてて初めて知ったのですが財宝は鹿児島の会社なのですね。お茶セットはテレビ下の棚に収納されていました。
玄関部分に戻ってクローゼット。なんとズボンのプレッサーまであります。
お手洗いもウォシュレット付きの新しいものでした。
部屋の奥の窓を開けて外に出るとこんな感じで庭を臨むテーブルと椅子もあり、連泊してここで仕事したら捗るだろうなあと思いました。
非常に効率的な配置になっていて導線が考えられてる!
良い意味で”ビジホみたい”な機能性だと思いました
【フォンタナの丘かもうの温泉(部屋風呂メイン)】ぽかぽかに温まる部屋風呂を独占!
- 部屋に掛け流しの温泉がついている!
- 弱アルカリ性の優しいお湯でお肌ツルツル、身体はぽかぽか
- もちろん大浴場も利用可能。露天風呂、サウナもあり
部屋風呂
二食付き1.5万円で宿泊できるのにもかかわらず、なんと部屋風呂がついているのが今回こちらの宿を選んだ理由!
お風呂場&洗面所は部屋の奥、ベランダ部分の隣にあります。
アメニティは歯ブラシ、シャワーキャップ、コットンと綿棒のレディースセット、そしてブラシ。ドライヤーの風量は普通でした。(毛量多い族より)
一人での宿泊でしたがバスタオル、フェイスタオルともに2つずつ用意されていました。
お風呂は檜でできており良い香りがします。家庭用のお風呂をやや大きく深くしたくらいで大人1人で限界なサイズかな。
蛇口を捻ってお湯を貯め始めます。結構時間がかかるのと最初は冷たい温泉が出てくるので早めに貯め始めるのがオススメです。
水圧◎なシャワーと、シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ。
いい感じでお湯がたまってきました。窓も開けちゃいます。ちなみに窓から見える外はもちろん誰も通れないようになっているので見られる心配はありません笑。
いざ、入浴!
かなりアチアチな温度ですのでしっかりとかけ湯をしてから入るのがおすすめ。湯量を絞って自分の好みの温度に調整してもよし、部屋風呂って最高ですね。何より窓が大きく開くので外の風に当たれる!のぼせにくくて最高です。
3つの源泉をミックスした掛け流しの温泉です。掲示されていた泉質としては弱アルカリ性の炭酸水素塩泉ということで湯上がり後は身体の芯からぽっかぽかに温まりかなり長い時間冷え知らずでした!
残念ながら部屋風呂は24時間夜通しで入浴できるわけではないのですが、利用できない時間も0時から5時に限定されておりさほど支障はないかなと思います。
大浴場
8時〜20時の間は立ち寄り湯を受けつけておりお客さんがたくさんいました。朝5時から8時と、夜20時から22時までは宿泊客のみの時間となるので私が利用した際には誰もおらず。
※大浴場は撮影禁止ですが、宿の方に無人時を条件に撮影許可をいただいております。
かなり広めな脱衣所。ロッカーは鍵付きなのも嬉しいところ。
私の第一印象「スーパー銭湯みたい!」。日帰りの方で混む時間帯もあるということですがこれだけ洗い場があればシャワー待ちはなさそう。
お風呂は熱め、ぬるめに別れており、もちろん掛け流し。
露天風呂もあります。夜は星が綺麗に見えました。
サウナもあるのがサウナーとしては嬉しい!しっかり水風呂もありますのでととのえます。
【フォンタナの丘かもうの食事】地元の食材を使った黒豚しゃぶしゃぶ会席。ボリュームが少ないのが難点
夕食
食事は夜朝共にフロント横の会場でいただきます。昼間はレストランとしてランチ営業を行っているそうで、温泉付きの食事プランもあるのだとか。会場は入ったら目の前に鹿児島のお酒がずらりと並べてあります。
接客してくださったのは外国籍の女性だったのですがとても丁寧な方でした。テーブルには事前に前菜と鍋の用意がされており、まずはこちらの施設オリジナルのお酒「碧羅の酒」を食前酒としていただきます。
ドクダミのお酒ということでかなり独特なお味。方向性としては養命酒と似てる、体には良さそう。
お酒の種類はビール、ワイン、日本酒そして焼酎と一通り揃っています。洋食をメインに出しているのでワインが充実していたのが印象的です。
せっかく鹿児島に来たら芋焼酎を飲みたい!ということで地元の酒造である白金酒造の「大楠」をグラスでいただくことに。
かなりスッキリとした飲み口でフルーティーというよりは芋のどっしり感が伝わる焼酎です。前回川内高城温泉の山桜桃さんで飲んだ村尾はかなり香りが華やかでしたから、こうやって味の違いがわかるようになってくるのも面白いですね。
まずは前菜。種類も多くどれも丁寧に作られていて美味しかったです。そしてお皿が可愛いですね。
続いてはカルパッチョ。カルパッチョと言うと白身魚を使うことが多いと思いますがこちらでは鯛とマグロが使われていました。お野菜がシャキシャキで、胡麻ベースのソースとよく合います。
そしてあっという間にメインディッシュの鹿児島県産の黒豚のしゃぶしゃぶの登場です。正直、カルパッチョまでどれも量が少なくてまだ全然メインの気分ではないかも……
とは言うものの大きめの昆布でしっかりとられた出汁にくぐらせた豚肉は脂が乗っていて非常に柔らかく美味しい!タレもポン酢と胡麻ダレが用意されておりこの胡麻だれが胡麻の風味が際立っていて甘味もあり美味しかったです。
ご飯もいただきましたが、しゃぶしゃぶだとあんまりおかずにならないんだよな〜。
デザートはパンナコッタ。濃厚でとても美味しかったです。コーヒーもいかがですかと勧めていただいたのですが私はカフェイン激弱で午後にカフェインを摂取すると寝られなくなるのでコーヒーはいただきませんでした。
どれも美味しかったのですが、全体的に量が少なかったなと思いました。こちらのレストランは健康食をテーマにされており、今回のプランではありませんが無塩・無糖食も提供されているところなので、そう考えると腹八分目の適量なのかもしれません。
健康的な食事、量なのだと思います。
朝食
朝食はおしゃれなカゴに入っての提供!
お鍋は卵とじのお鍋で個人的には夕食よりも朝食の方が好きでした。
【フォンタナの丘かもうの宿泊代金(一人泊)】二食付きで1.5万円
一泊二食付きで15000円(+入湯税)
今回は二食付きのプランをじゃらんから予約して15000円でした。そこから1000円オフのクーポンと、300ポイントを使ったので実際にお支払いしたのは13700円でした。
クオリティの高い部屋風呂付きでこのお値段はかなりお値打ちだと思います。
毎月温泉旅行に行く私が実践している旅行をさらに安くする方法は「ケチ直伝。1円でも安く温泉にいく方法【宿予約編】」で解説しているので良ければ参考にしてみてください。
【お気に入り度】★★★★☆ とにかく身体を休められた!食事はもう少しボリュームが欲しいところ
部屋風呂がとにかく最高でずーーーーーっと入ってしまいました。お部屋も綺麗で快適だし、本当に滞在の満足度が大会居住環境だったと思います。1.5万円でクオリティの高い部屋風呂があるのってなかなかない!今回で部屋風呂の良さを思い知ってしまいました。モダンながらも和の温もりがあるお部屋もとても良かったし、景色も良かったです。
大浴場はあまり入りませんでしたがとても広々とした造りで開放感がありました。こちらももちろん掛け流しとのこと。サウナーとしてはサウナがあってちゃんと水風呂もあるのがとても良かったです。
一歩で食事に関しては女性で、且つ割と小食な私でも少ないなあと思ってしまったのでもう少しボリュームがあるといいなあと思いました。今回の夕食は「量少なめコース」くらいな感じ。男性は足りないと思います。しかしながら材料などとても健康に配慮して伝わってくるのでその点は素晴らしいと思います。もしかしたら今回の滞在で爆睡快眠できたのは食事のおかげもあるかもしれません。