こんにちは、セキザキノア(@noah_sekiyama)です
今回は別府駅から徒歩10分のところにある全5室の宿「喜可久旅館」さんに一人泊してきました。
- アチアチ湯が多い別府では珍しい適温の温泉が掛け流し
- 温泉は貸し切りで利用できる!
- かなりレトロな宿だが館内はピカピカで超清潔
- 2024年3月現在素泊まりのみの様子
実は福岡で行われるライブの前泊で急遽ねじ込んだ別府での滞在だったのですが、家族経営の素敵な宿で大満足な宿泊でした。女将さんが本当に気さくで感じの良い方で……
他の方のブログを見ていると以前は朝食付きのプランがあったようなのですが、2024年3月現在は素泊まりのみのようです。
とはいえ別府の中心地にあるので飲食店も多く、また周囲にはスーパーもあるため食べるものにも困りません。
何より素泊まり一泊6000円という宿泊価格なのにも関わらず温泉が貸し切りで利用できるのもありがたいです。
浴室が私好みな昭和レトロでとても素敵だったのです……
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別府駅徒歩10分 喜可久旅館に一人泊
【喜可久旅館のアクセス】別府駅から徒歩10分、高速バスの停まる別府北浜からも徒歩10分とアクセス良好
- 〒874-0943 大分県別府市楠町7−9
- 別府駅、別府北浜バス停からそれぞれ徒歩10分程度
冒頭にも書いたのですが今回私は福岡で行われるライブの前泊として別府に宿泊しました。一日目は東京から別府に来て温泉を楽しみ、二日目は朝風呂を嗜んでから別府北浜から博多バスターミナルに向かう高速バスに乗るという算段です。
このチョイスが我ながら最高すぎました。だって温泉とアイドルという二つの推し活を一気にできるんですもの……
まずは羽田空港から飛行機に乗り、大分空港へ。そこからは飛行機の到着時刻に合わせて運行されている大分交通のエアライナーに乗って別府北浜へ。
私は普段は二食付きの宿に泊まることが多いのですが今回は素泊まりの宿ということで別府北浜に本店がある大分の名店「とよ常」さんで海老天丼とほろ酔いセットを注文。
実は前回の別府滞在で「亀川マリーナゲストハウス」に宿泊した帰りにとよ常さんにトライしたのですが大行列で諦めたんですね。今回リベンジできて良かったです。
別府北浜からはトコトコ歩いて10分ほどで今日の宿、喜可久旅館さんに到着です。一見しただけでは旅館とはわかりにくい建物です。
昔ながらの引き戸を開けるとすぐに女将さんが小走りで出迎えてくださいました。旅行サイトやGoogleの口コミにも書かれているのですがこの女将さんが本当に感じの良い方で……
【喜可久旅館のお部屋】古いが良く手入れのされている気持ちの良い10畳の和室。寝心地最高のお布団で爆睡!笑
喜可久旅館は全5室の小さな宿です。創業は明治、建物自体はなんと戦前に作られたものだそうで確かに歴史を感じます。しかし古いながらもとても丁寧に手入れされています。
そういえば以前泊まった同じく別府の亀川にある「まるみや旅館」さんも建物は古いながらとても丁寧に保たれていたことを思い出します。別府は建物を丁寧に扱う旅館さんが多い印象を受けます。
今回宿泊するのは2階にある10畳の和室です。部屋に入った瞬間にわかるこの「当たり感」。これは気持ちの良いお部屋です。
ポットは魔法瓶タイプで沸かし返しはできないものだったのですが、朝起きてもお湯が熱いままでした!すごい魔法瓶だ。
やっぱり嬉しいお菓子。大分の銘菓「南蛮浪漫 ボンディア」と「やせうま」。お茶がちゃんと茶葉なのも嬉しいですしこのお茶がまた美味しかった!
鏡台にドライヤーが置かれており、しかもコンセントとゴミ箱もその真横に。こういう便利な配置になっていると「お、わかってるな〜(何様)」と思ってしまいます。
浴衣類は一般的な感じですが、嬉しかったのはフェイスタオルが2枚用意されていたこと!温泉旅館ってフェイスタオルは1枚しかないことが多いですが、個人的には足りない……ですので2枚あるととても助かるんです。
浴衣セットの隣に紙コップと歯ブラシが置かれていました。後述しますが洗面台とお手洗いは共用です。
使いませんでしたが空気清浄機もありました。
枕元に延長コードがあって充電しやすくなっているのも、寝ながら充電する勢(そしてスマホでアラームかける勢)には助かります。こういう小さい工夫がとてもありがたいです。
そして何より、生花がいけてあるんです……!旅館の客室にあるお花って造花はたまにあっても生花はなかなかないので、喜可久旅館さんの細やかさを感じました。
建物構造上窓からはあまり光は入ってきません。残念といえば残念ですがそれ以上にお部屋の快適性が高いのでOK!
冷蔵庫はないですが何か冷やしたいものがあれば宿の方で預かってくれるとのことでした。
さて、先に軽く触れたのですが洗面台とお手洗いは共用です。
お手洗いが男女共用で小便器まであったのは私は女性なので少し驚きましたが、お手洗いに入るドア自体に鍵がかけられるので別の人と鉢合わせ……ということはなさそうです。
個室のお手洗いはリフォーム済みで温便座、ウォシュレット付きの新しいものでしたよ。
《Wi-Fiチェック》速度もばっちり!
Wi-Fi完備です。動画再生やダウンロードも問題なく行えました。
《布団チェック》とても寝やすい布団で爆睡
お布団はチェックインの時から敷かれていました。リネン類もとても清潔でパリッとしていました。
このお布団がとても寝心地が良くて爆睡できました……。あとからHPを見て知ったのですが寝具にはとても拘られているそうです。
【喜可久旅館の温泉】別府にしては珍しい適温の温泉が掛け流し。宿泊者は貸し切りで利用できる
- 温泉は2箇所。貸し切りで利用できる
- 別府にしては珍しい適温の温泉が掛け流し
お風呂は1階に2つあります。私が泊まった日は宿泊者が少なかったのか1つのみ利用可能でした。でもタイミングが良く他の方と被ることなく入りたい時に入ることができましたよ。
利用可能時間はうろ覚えなのですが夜が23時まで、朝は6時半から9時半くらいまでだったと思います。
簡素な脱衣所。狭めではありますが貸し切り利用が前提なので問題ありません。
では、いざ扉を開けてお風呂へ…!
昭和なタイルがとっても素敵な浴室です!チェックインの際に女将さんから「今だけザボン風呂なんです」と説明があった通り大きなザボンが何個も浮かんでいます。
シャワーは1つでシャンプー、コンディショナーに関しては2種類ずつあり、ボディソープも用意されています。桶がケロリンで統一されていて素敵!
お湯はケロリンの裏のこちらから投入されています。
一気に肩まで浸かれるいい湯加減のお湯。おそらく40度くらいかな?湯口のお湯は流石にもう少し熱かったですがアチアチな温泉の多い別府からするとかなり入りやすい温度です。
分析書状は単純泉となっていますが女将さんの説明によると炭酸水素や塩化物も含まれているそう。確かに単純泉というには色や香りから判断しても強すぎる気がします。
こんなにじっくり入れる別府の温泉も貴重だなあと思いながら(ザボンを沈めて遊びながら)ついつい長湯してしまいました。
お肌しっとりです!
【喜可久旅館の宿泊代金(一人泊)】素泊まりで6000円でした
素泊まりで6000円
温泉付きのビジホか喜可久旅館さんか悩んでこちらを選びました。決め手は温泉が貸し切りで利用できることですね。
宿泊したのは金曜日の夜でビジホが軒並み値上がりしている中、6000円で宿泊できて大変ありがたかったです。
お気に入り度★★★★☆ 気持ち良く宿泊できる別府駅近の温泉旅館。温泉貸切は優位性有り
館内が綺麗で過ごしやすかったこと、女将さんがとても気持ちの良い接客をしてくださったこと、お風呂が貸し切りで利用できたこと……どれも素晴らしいポイントです。今回は急遽別府泊を決めたのですが我ながらGOODな宿を選んだものだと思いました笑。季節的なものにはなってしまいますがザボン風呂だったのも嬉しかったですし、浴室が私が好きな昭和レトロでした。
女子的な目線で見るとお手洗いが共用だったのは少し驚きましたが大元の鍵をかけられるのでそこまで大きな問題ではないかなと思います。それ以上にお部屋の綺麗さや生花がいけてある、そういった丁寧な経営が印象的でした。普段は素泊まりの宿は選ばないのですが、別府駅の近くには飲食店はたくさんありますし、徒歩1分のところにはスーパーもあるので食べるものには困りません。別府は素泊まりもアリだなと今回の滞在を通して学びました。
それにしても別府は本当にいい宿がたくさんあるなあと今回の宿泊を通して再確認したのでした。
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