
こんにちは、セキザキノア(@noah_sekiyama)です
掛け流しにこだわり、温泉宿を女性目線でご紹介しています。
今回は福島県飯坂温泉にある「なかや旅館」さんに一人泊してきました。


- まず言わせてほしい、コスパ最強であると
- とにかくピカピカ清潔な館内
- アチアチの飯坂温泉のお湯を湯量調整で適温で掛け流し
なんと、共同浴場鯖湖湯と同じ源泉をそのまま掛け流しにしているんです。
全6室と飯坂温泉で一番小さい宿ですが、お部屋を含めて館内が大変清潔で、食事が美味しく、温泉も最高の宿でした。しかも東京からのアクセスが良いときてる。



そんな「なかや旅館」さんをご紹介します




なかや旅館に一人泊
【なかや旅館のアクセス】飯坂温泉は東京からのアクセス良好◎
- 〒960-0201 福島県福島市飯坂町湯沢25-25
- 福島駅から飯坂線で飯坂温泉駅まで約25分
- 飯坂温泉駅から徒歩6分
今回は(バジェット派の私にしては珍しく)東京駅から新幹線で一気に福島駅に向かいます。なぜならえきねっとで新幹線を30%オフで予約できたから!2021年にも飯坂温泉には来たことがあるのですが、その時は高速バスを利用しました。えきねっとの30%オフは数量が限定されており売り切れの時も多いものの、予約できれば数千円単位で安くなるのでかなりお得。今後は積極的に活用していきたい所存です🔥


てなわけでお得に新幹線を予約できたので調子に乗って朝から駅弁とビールを手に入れて出発。ちなみに駅弁は矢場とんのカツサンド&エビサンドのハーフアンドハーフ(950円)にしました。


1時間30分ほどで福島駅に到着!!やっぱり新幹線早いわあ。


チェックインまでにはまだ時間がありましたので以前ブログでもご紹介したことのある珈琲グルメさんでソフトクリーム+モンブランペースト+ババロアと言うギルティーな食べ物とアイスコーヒーをいただきます(ババロアが890円、コーヒーはセットで400円)。このお店はコーヒーが本当に美味しいので心の底からオススメ。


いい時間になったので福島駅に戻り、福島交通飯坂線に乗ります。SuicaやPASMOなどの全国区のICカードは使えませんが、まさかのクレジットカードのタッチ機能で乗車可能になっていてびっくり。東京でもまだ非対応の電車が多いのに、まさかの福島でクレカで乗車できるなんて。ニューヨークやロンドン、シンガポールみたいです。


飯坂温泉駅は終点、福島駅からは25分程度とアクセス良好です。ところで飯坂温泉駅も福島駅もやたらと相撲グッズや若隆景関のタオルなどが飾ってあるなと思ったら、若隆景関(というか大波三兄弟)は福島市のご出身なのですね。
本日の宿なかや旅館さんは共同浴場鯖湖湯のすぐ近く。駅から徒歩6分程度の距離です。


一歩入った瞬間にわかりました…この宿めちゃくちゃ綺麗、清潔だ。一瞬で感じるこの”当たりの宿感”。


女将さんが出迎えてくださり、宿帳を記入し2階にあるお部屋に案内していただきました。
【なかや旅館のお部屋】とっても清潔で明るい部屋…!トイレ洗面は共用だが全く問題なし
今回宿泊したのは角部屋の「桜」。ここは3部屋続きになっており、元々は大広間?湯治用?と言う感じの造りなのですが後付けの壁で区切っています。故にやや壁は薄め。でも個人的には隣の方の声は気になるほどではないかな。


角部屋ということもあり2面に窓が取られており明るい!


8畳の和室ですが必要なものが機能的に配置されています。




浴衣、丹前、バスタオル、そしてフェイスタオルと歯ブラシが用意されています。


冷蔵庫は空で、上には冷たいお水が入ったポットがありました。これは嬉しいサービス。そしてUSBポートもあります。


この物価高のご時世で一泊9350円なのにお菓子まであり恐縮…しかも飯坂温泉の紅屋本店の「巻きせんべい」。


トイレ洗面台は共用ですがとても清潔なので女性の方でも全く問題なし。
《布団チェック》チェックインから敷いてある


布団はチェックインの際から敷いてあり、チェックアウトまで敷きっぱなしの個人的に大好きスタイル。リネン類も清潔そのもの。
《Wi-Fiチェック》やや遅いが許容範囲
フリーWi-Fiはあるのですが混雑時などは動画の読み込みがやや遅かったです。でも支障のないレベルなので問題なしです。
【なかや旅館の温泉】鯖湖湯と同じ源泉を掛け流しで堪能できる


- 鯖湖湯と同じ源泉を掛け流し
- 飯坂のお湯は激アツだが湯量を絞って適温にしている
- 夜は24時まで、朝は5時から入浴可能
温泉は1階にあり、内湯が男女1つずつです。


年季を感じる暖簾がかかっており非常に味があります。


お風呂の前には自由に飲んで良い冷水が!こういうサービスがあるとすごくありがたいですよね。




脱衣所はコンパクト&シンプルな造りで2人もいれば手狭になりそう。ちなみにドライヤーはここにあるだけでお部屋にはないので、他の方とタイミングが重なると少し待つかも。


ティッシュ、綿棒、シャワーキャップなどのアメニティが用意されていました。


オープン・ザ・ドアして、いざお風呂へ。蒸気でかなりもくもくです。


シャワーは2箇所でシャンプー、コンディショナー、ボディソープ、洗顔料、そして子供向けのシャンプーが用意されていました。




飯坂温泉のお湯は激熱で有名なので、まずは入念にかけ湯を…あれ思ったほど熱くない。投入量を調整することで適温に調整されている模様です。


おそらく42度くらいに調整されているでしょうか?飯坂温泉のお湯はともすれば火傷するほどに熱いので、適温なのは本当にありがたい…。



温泉に入っている間って嫌なこと忘れられるからいいですよね〜〜
【なかや旅館のお食事】
夕食


なかや旅館さんはなんと部屋食です。時間になると女将さんが配膳にきて下さいます。見たらわかる美味しいやつやん!


お部屋に置いてあったドリンクメニュー。アルコールは一通り揃っている感じです。


アサヒの中瓶をお願いしました(710円税込)。


乾杯🍻


ほうれん草とキノコの菊花和えはさっぱりといただけます。スターターとして完璧。




刺し身はマグロ、鯛、そして大ぶりなホタテ!わかるだろうかこの厚み!!甘い!うまい!




ブリならぬカンパチのしゃぶしゃぶ。塩ポン酢でいただきます。刺身としてもいただけるそうですが軽くしゃぶしゃぶを推奨とのこと。カンパチも美味しかったのですが個人的には肉厚なワカメが塩ポン酢でいただくとめちゃウマでした(ワカメ好き民)。


白子の茶碗蒸し。白子濃厚!初めての組み合わせだけど茶碗蒸しと相性よいですね。


炙り秋刀魚の酢の物。脂がのった秋刀魚が香ばしく焼かれており、玉ねぎや菊花と共にさっぱりといただけます。


季節の天ぷらはまだ温かいまま提供。衣サクサクでカラッと揚げてあり美味しいです。


ホッとする味のお漬物。


この後ご飯があるのですが(私あるあるで)お腹がいっぱいになってしまったのでお米はキャンセル。お味噌汁とデザートだけいただきました。このプリンが専門店のものかと思うほど美味しかったです。



食事が美味しい宿と聞いていたけど納得!
朝食


朝食もお部屋でいただきます。品数も多く、由緒正しき旅館の朝ごはんという感じです。


ちょっと嬉しい飯坂温泉の名前入り。


温泉たまごではなく、福島では「ラジウムたまご」と言います。



朝晩ともにどちらもすごくおいしかった〜!
【なかや旅館の宿泊代金】二食付きで9350円
一泊二食付きで9350円(+入湯税150円)
しっかりとしたお食事、清潔で快適なお部屋、そして素晴らしい温泉があって二食付きで1万円を切るなんて……。最近泊まった中でもかなりコスパの良い宿だと思います。
お気に入り度★★★★★ 小さい旅館としての魅力がたっぷり詰まった宿


大好きな飯坂温泉でまた好きな宿を見つけてしました。全6室という小さい宿だからこそ出せる魅力がふんだんに詰まった宿です。一歩入った時からすごく綺麗にお掃除がされているなあと感じたのですが、本当にどこもかしこもピカピカで。温泉の湯加減やお部屋の快適性などどれをとってもオーナーご夫婦の丁寧な人柄が伝わってくる滞在でした。
個人的には次回は一人ではなく、家族や友人を連れてきたい宿だと思いました。清潔感とかお湯の良さとか設備とか、どれをとっても人に自信を持って紹介できる宿です。東京からのアクセスも良く、しかも宿泊代金も非常にリーズナブルなのもありがたい限りです。
なんだかとっても幸せな気持ちになって朝を迎えられる、そんな宿でした。