※2023年6月現在、予約可能予約サイトはじゃらんのみ
こんにちは、セキザキノア(@noah_sekiyama)です
ごく普通のOLの休日温泉一人旅を発信しています。
今回は静岡県の大仁温泉にある「一二三荘」さんに一人泊してきました。
- お湯も良く、食事も良く、部屋も良い!推し宿に大決定
- 貸し切り風呂にはなんと露天もある
- 一人泊一万円以下なのにびっくりする料理の豪華さ&美味しさ
大仁温泉の熱めの温泉を、循環消毒加温なしのかけ流しで堪能できる宿です(源泉が高温のため加水をすることもあるそう)。
今回はお食事少なめの「リーズナブルプラン」を予約しましたが、どこが少なめ!?と思うほどボリューミーで美味しく、滞在中から「ここは絶対にまた泊まる!!」と何回も思った宿でした。
今回はそんな「一二三荘」さんをご紹介します
大仁温泉 一二三荘に一人泊
【大仁温泉 一二三荘のアクセス】熱海→大仁は50分くらい。の〜んびり鈍行列車で行こう
一二三荘さんがあるのは静岡県は伊豆の国市。最寄駅は伊豆箱根鉄道の「大仁駅」です。
都内からアクセスする場合はまず熱海まで行って、そこから東海道本線で三島、そこから伊豆箱根鉄道で大仁まで行くことになりやや遠いです。熱海→大仁が乗り換えがうまく行って50分くらい。
今回は鈍行の旅と決めて車窓をみながらのんびり旅しました
そして着きました、大仁駅。のんびりした雰囲気の駅で、乗降する人も地元の方がパラパラといった感じかな。
大仁駅から一二三荘三までは徒歩5分もかからないくらいです。そして大仁駅の近くには「長嶋茂雄ロード」というものがあります。どうやらミスターが現役時代によく大仁に泊まりに来ていたそうで、その際自主トレのために走っていた道を長嶋茂雄ロードと命名したのだとか。
そしてあっという間に一二三荘さんに到着。すごく清潔できちんとした玄関部分。入った瞬間に分かる、これは当たりの予感……というか宿に入った瞬間に感じる”当たり感”って私の場合99%外さないんですよね。
明るく快活な感じの女将さんが出迎えてくださり、宿帳を記入し、館内や食事時間の説明を受けお部屋に向かいます。
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【大仁温泉 一二三荘のお部屋】めちゃくちゃ清潔なお部屋で女性一人旅にもおすすめしたい
今回使わせていただいたのは2階の「らん」というお部屋。トイレ、バス付きのお部屋ですが、すぐそこには共有部分のトイレと洗面台もあります。
あ、これは最高ですね。まずめちゃくちゃ清潔。そして写真だとわかりづらいんですが日当たりも良い。
ベランダもあり一応外にも出られるみたい(出なかった)。
きちんとピシッと置かれていたお茶セット。お茶は茶葉タイプなのも嬉しいし、湯呑みが一二三荘オリジナル?で名入りなのも嬉しい。ポットは沸かし返しはできないタイプだけど保温バッチリでずいぶん長い間温かいままでした。
テレビ、一人暮らしの部屋に初期装備で備え付けられているタイプの冷蔵庫。そして冷蔵庫の上を開けてみると…
アメニティが置かれていました。
浴衣、タオル、歯ブラシ、剃刀、クシ、POLAのスキンケア(!)、そして近くに線路があるからか騒音対策の耳栓。
こういう個包装タイプのアメニティを置かれている旅館さんって少ないからびっくり。耳栓もありましたが、私は全然電車の音は気にならずでした。
とにもかくにも居心地の良いお部屋で……
しかもこの価格帯のお宿なのにお部屋にトイレとバスまでついているという。
「当たりの予感」が「確信」に変わりました
《布団チェック》
お布団は予め用意されていて引っ張れば簡単に敷けるタイプ。リネンは清潔そのもので洗剤の香りがほんのり……
《Wi-Fiチェック》
一二三荘さんはテレワークプランもあるお宿なのでWi-Fiはサックサクでした!いいぞいいぞ!
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【大仁温泉 一二三荘の温泉】熱めの鮮度にこだわった温泉が気持ちいい!貸し切り風呂は露天もあり◎
温泉は1階にあり、大浴場と貸し切り風呂があります。
- 熱めのガツンとくる温泉!
- 循環濾過加温なし!熱すぎる場合だけ加水だがほぼ加水してない
- 24時間入れる貸し切り風呂が素晴らしすぎる…!
一二三荘さんでは大浴場で日帰り入浴も受け入れていらっしゃいますが、貸し切り風呂は宿泊者のみ。
貸し切り風呂はホワイトボードに部屋の名前のマグネットを貼って予約するシステム。空いていたのでまずは貸し切り風呂から入っちゃいましょう!
すんばらしい貸し切り風呂
貸し切り風呂の脱衣所は2畳ほどでやや手狭ではありますが、こちらもびっくりするほど清潔。脱衣所が綺麗な宿にハズレはありません。
販売もしているという馬油のクリームも置かれていて助かります💮ちなみにクリームは大浴場にはありませんでした。日帰り入浴も多数受け入れいている大浴場では予算上さすがに置けないですよね。
洗面台もありドライヤーも完備。このドライヤーは銭湯によくあるタイプのもので風量は”優”。(毛量多い族より)
さて、では扉を開けていざお風呂へ……
うおおおおおおお。こ、これは素晴らしく私好みの温泉…奥に見えるのは露天風呂ではありませんか!?
サアサアと静かにお湯が溢れる浴槽…、う〜〜〜ん、好き。
桶がケロリンなのも良いですね〜。ゆるキャンとのコラボのタイプですね。ちなみに私はケロロ軍曹コラボのケロリン桶、持ってます。
こちらのアメニティも馬油。シャンプーとボディーソープです。コンディショナーはありませんが、馬油シャンプーってシャンプーだけでもしっとりするからいいですよね。
前評判で大仁温泉のお湯は熱いことは承知していましたので、まずはしっかりかけ湯を……
うん、熱いね。ぎり入れるレベル、多分46度くらいある気がする。
入念にかけ湯をして、そろりそろりと足先からお湯に入ります。熱いけど、なんとか一息で肩まで浸かれるレベルの熱さです。
ぷはーーーーーーーーー!!!
あ、この温泉タイプだわ。クセはないけど、熱めのお湯でガツンとくるミネラル感のある温泉。
ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉。弱アルカリ性の温泉です。
最近仕事で疲れ切ってたから、めちゃくちゃ沁みる……あ、でも、それにしても熱いな……
さて、十分にあったまったので気になっていた露天に行ってみましょう。露天へは窓を越えていくワイルドスタイル。やや段差がありますので気をつけましょう。
A・TSU・I☆
浴槽が小ぶりだからか内湯より全然熱い!!!それだけお湯がフレッシュってことでもありますけどね!なるほど、ふちに置かれてたデカしゃもじはお湯を混ぜる用か!
檜の浴槽はかなり小ぶりで、160cmない私でも体育座りになるのが限界。肩まで浸かるとお湯が勢いよく溢れ出ます(決して私が太っているわけではない)。
近くには線路があるので、時折電車が通りすぎる音が聞こえるのもいいもんです。
かなり熱かったんで、早々に内湯に舞い戻りました。
すぐそこを伊豆急鉄道が走っているので、たま〜に電車が通るガタンゴトンという音がとても心地よく、露天部分に生えている笹の緑も新緑の季節らしく鮮やかで美しくて。
なんだか素晴らしい宿を見つけてしまったなあという幸せな気持ちになりました
大浴場も行ってみた
女将さんから「大浴場の方が広くて気持ちいいですよ〜」と言われて気になっていたので、日帰り入浴が終わるくらいの時間に行ってみました。
ゆとりのある脱衣所です。貸し切り風呂に置かれていたスキンケアの類のアメニティはこちらにはありません。(日帰りの方も多いお風呂なので予算的にそうなりますよね)
こういう宿独自の「循環濾過は一切していません」の掲示があるとお湯に自信のある宿なんだなあと思って嬉しい気持ちになるのですが私だけでしょうか?
これこれ、これが見たかった。循環消毒加温なし。加水は場合によってはあり。
シャワーのお湯も温泉なんだ…!!
オープン・ザ・ドアして、いざお風呂へ。うん、これはかなり広めの大きめのお風呂です。
シャワーも5つあります。他の方のブログを読んでいると混み合う時間もあることでしたので、5つもシャワーがあるのは嬉しいところ。
確かに手足を広々と広げられるのは大きなお風呂のメリットですよね〜〜。気持ちいい!
お湯の温度は浴槽が広い分貸し切り風呂に比べると低めな気がします。
ちなみに朝一のこれまた日帰り入浴をしていない時間にも大浴場に行ってみたんですが、夜間にお湯を抜いてお掃除されているようで、7分目までしかまだ溜まっていない超フレッシュなお湯を独り占めさせていただきました〜☆
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【大仁温泉 一二三荘のお食事】本当に一万円以下!?と目を疑う豪華な食事はお酒も進む
夕食
夕食はチェックインの際に18時くらいからと伝えられました。用意ができると部屋の電話で呼んでくださいます。
食事は1階の貸切風呂横にある大広間で。特に衝立などはありませんが卓の間は十分に離されています。そして一人旅風の方も何人かいました。
今回、私が予約したのは食事少なめの「リーズナブルプラン」です。ですが事前情報(他の方のブログなど)を拝見する限りリーズナブルプランでも十分すぎるほどの品数でしかも絶品だとか。期待が膨らみますね。
テーブルにはすでに前菜などが並べられていました。
ドリンクメニュー。安すぎる良い宿にはドリンクで課金する💰がモットーの私、生ビール(600円)をお願いしました。
乾杯🍻
つい先日仕事の山場を1つ超えたばかりなのでビールが沁みる沁みる……😭
ビールを飲んでいる間にもどんどん温かい食事を持ってきてくださいます。一二三荘さん、温かいものは適宜出来立てを温かい状態で持ってきてくださるんです。これはとっても評価が高いポイント。
まずは見た目も可愛らしい前菜。左端の貝は多分アワビだったと思うんだよなあ……
きびなごの南蛮漬けはさっぱりした味付け。盛り付けも綺麗で食欲をそそります。
がんもどきは中に具がたっぷりでした。夏野菜の空豆が添えられているのも嬉しいですよね。クレソンも目に鮮やか。
お刺身!個人的に静岡ってお刺身が美味しい印象があります。というか見てください、マグロのこの脂ののり方を……
そして一段を目を引くこちらのお肉はなんと伊豆牛です!!え、リーズナブルプランだよね??8600円だよね??価格設定バグってないか。
サクッとしゃぶしゃぶしていただきます。お肉、めちゃくちゃ柔らかくて美味しかった〜。
ご飯がとても美味しいのでビールが進んでしまいジョッキがすでに空っぽに…てなわけで追加でお酒頼んじゃいましょう!
伊豆地酒のあらしばりを一合(650円)をいただきます。溢れるくらいたっぷり……
軽い口当たりで飲みやすいです。一二三荘さんのお食事はどれも上品に丁寧に味付けされているので、それを更に美味しくいただけるような日本酒。
茶碗蒸しは具沢山で美味しかったです。
こちらはシチュー(多分)のパイ焼き。中には大きめの鮭が入っていて食べ応え抜群。
こちらはなんとシイラのホイル焼き。シイラって初めて食べたけどしっかりした身な上に旨みがあって美味しいですね。
お酒もだいぶ進んできました。そんなベストタイミングでお味噌汁を持ってきてくださいました。
大根と油揚げのシンプルにして至高の味噌汁。沁みます……実はご飯もお櫃で持ってきてくださっていたのですが、食事の量が多く食べられませんでした。
デザートはなんとメロン🍈今年初のメロンにテンションが上がります。
全部とっても美味しかったです!
ごちそうさまでした
朝食
朝食は7時半でお願いしました。夕食と同じく、用意ができると部屋に電話をいただけます。
ひと目見た瞬間にわかる、これは当たりの朝食だ😭✨
すぐに温かいお味噌汁を持ってきてくださいます。ちなみにご飯は夕食と同様お櫃でいただけるので自分で好きなだけよそるスタイル。
まず小鉢も豪華で3種類もあるのが嬉しい。佃煮系がとても美味しくてご飯が進む進む…
ハムのサラダとかも普段食べないから何気に嬉しいんだよなーーー。
旅館の定番、アジの干物と温泉卵もしっかり美味しい。
しらす大好きなのでしらすあるとテンション上がります。納豆も刻みネギがのっていて細かい気遣いが嬉しいですね。
笹かまぼこは大葉入り。煮物は少し濃いめの味付けでこれまたご飯が進みます。
てなわけでご飯2杯いただいてお腹いっぱい!本当に美味しい朝食でした!
食事の満足度がすごい宿でした
【大仁温泉 一二三荘の宿泊代金(一人泊)】二食付き一人泊8569円でした
一泊二食付きで8569円(+入湯税150円)
今回は「【じゃらんのお得な10日間】】1泊2食 リーズナブルで満腹お食事プラン♪」というプランで予約しました。加えて旅行支援を利用し、じゃらんのブロンズ会員以上のクーポンを1500円分、貯まっていたポイントを1000円分利用しましたので実際にお支払いした額は4656円でした。
これに加えて旅行支援のクーポンを2000円分いただいております🥲
クーポンや割引を加味しなくても価格破壊レベルで安すぎる……。貸し切り風呂(しかも露天付き)に品数も多くて美味しい食事で9000円を切るだなんて…
※2023年6月現在、予約可能予約サイトはじゃらんのみ
【お気に入り度】★★★★★「東の推し宿」に満場一致の大決定
「あ〜これは本命宿見つけちゃったな……」と滞在中に何度も感じてしまう宿でした。
とにかく全てが最高。温泉は貸し切り風呂もあるし露天もついてるし泉質は言わずもがなで最高。お宿のお湯に対するこだわりも伺えるものいいですよね。個人的にはやっぱり貸し切り風呂の小さな浴槽が好きで、常にフレッシュな温泉を楽しめるのが最高でした。温泉オタクはこういうのに弱い…お部屋も綺麗でトイレもついていてWi-Fiもサクサク。快適すぎます。
食事も本当にこの値段でいいの!?と思うような豪華さ。なんだか申し訳なくなるなるまぐクオリティなので、ドリンクでしっかり課金させていただきました。夕食にばかり目が行きますが、朝食も丁寧に作られたものがたくさん並び朝から幸せな気分になれました。後日談ではありますが、母に一二三荘さんの朝食の写真を送ったところ「その旅館、当たりでしょ」と返ってきて写真だけでこ伝わる一二三荘さんの素晴らしさにびっくりしたのでした。
東京からはアクセスは途中から鈍行オンリーになりあまり良くはありませんが、それでも東京在住の私からすると遠方の温泉に行くよりは断然近く、気が向いた時にフラッといける宿を見つけてしまったなという嬉しさです。個人的な「東の推し宿」に決定。(ちなみに西の推し宿No. 1はしび荘さんです)
※2023年6月現在、予約可能予約サイトはじゃらんのみ
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